Normo弁の開発

僧帽弁手術のさまざまな問題点を解決すべく、榊原記念病院心臓血管外科加瀬川医師が早稲田大学理工学部機械工学科梅津教授と共同研究を始めたのは1997年です。人間の循環を模倣した拍動流シミュレータで僧帽弁形成術についての実験研究を進めてゆく中で、新しいステントレス僧帽弁のアイデアが誕生したのは2002年です。
正常の僧帽弁の形態と機能を目標にしたこの新しいステントレス僧帽弁はNormo(ノルモ)と名付けられました。

動物(ウシ)の心膜を柔らかいリング(僧帽弁輪形成用)に
縫いつけて作製されたNormo弁。弁がそのまま脚となって
左心室の壁に繋がります。

僧帽弁シミュレータ(早稲田大学梅津研究室)

Normo弁の開閉

正常僧帽弁の開閉

僧帽弁シミュレータ によって正常僧帽弁と似た弁の挙動、血流動態が確認され2009年日本心臓血管外科学会に発表されました。

文献) Kasegawa H.et,al.   Assesment of a Nolvel Stentless Mitrel Vaive using a Pulsatile Mitral Valve Simulator.
The Journal of Heart Valve Disease 2012: 21: 71-75